(中央社記者 林宏翰 ロサンゼルス9日専電)米大リーグ(MLB)の台湾出身投手、鄧愷威(テン・カイウェイ)が9日、ロサンゼルス・エンゼルス戦に先発し、今季最も苦しい登板となった。ジョー・エスパダ監督は「ベストな状態ではなかった」としながらも、鄧が2回を追加で投げてブルペンの負担を軽減したことを評価した。鄧は試合後、自身の代名詞である「スイーパー」がストライクゾーンに入らず、焦りが生じたと語った。ヒューストン・アストロズは敵地で1対10で敗れた。鄧は4回を投げ、7安打、5四死球、7失点(自責点5)で降板し、今季5敗目を喫した。エスパダ監督は試合後、鄧が立ち上がりに苦しみ、ストライクを取れず、空振りも奪えなかったと指摘。しかし、乱流を乗り越えて2回を追加で投げ、ブルペンを守ったことを称賛した。鄧は初回から制球が安定せず、2四球、1死球を記録。満塁での死球に加え、内野手の失策と守備の乱れも重なり、初回は無安打で2失点した。エンゼルスは2回に火力が爆発。無死満塁からウェイド・メクラーの二塁打で2点、ジョー・アデルの二塁打、ノーラン・シャヌエルの安打などで一挙5点を挙げた。鄧は93球を投げて4回を終え、球数は今季最多。前回のパイレーツ戦(5回5失点)に続き、今回の7失点(自責点5)はいずれも今季ワーストとなった。鄧は試合後、最大の問題は球数が不利なカウントになることが多かったことだと述べた。また、立ち上がりにスイーパーがストライクゾーンに入らず、「焦りが出て、動作が速くなり、リリースポイントが安定しなかった」と振り返った。2回以降は気持ちを落ち着け、スイーパーの制球を取り戻したという。相手打線に右打者が多かったため、スイーパーの調子が悪い中、フォーシームとツーシームでストライクを奪いに行き、結果的に狙い撃ちされた可能性があると分析した。(編集:田瑞華)1150610
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- 出典:中央社 CNA
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