(中央社 呉家豪 台北11日電)台湾株式市場は11日、地政学的な突発事象と米国株の下落を引き続き反映し、さらに高値圏での利食い売りが重なり、盤中に一時プラスに転じて43463.03ポイントをつけたものの、その後再び急落し、最低42006.39ポイントを記録した。高値と安値の変動幅は1450ポイントを超え、42000ポイントの大台を試す展開となった。押し目買いが入ったことで、下落幅は1000ポイント未満に縮小した。

10時56分時点で、台湾加権株価指数は42415.04ポイント、前日比810.50ポイント安(-1.88%)、売買代金は新台湾ドル7936.91億元。電子株指数は1.83%安、金融株指数は0.53%安となった。

中東情勢が再び緊迫し、地政学的リスクが急激に高まったことで、米国株やアジアの電子サプライチェーンに打撃を与え、パニック心理が急速に広がった。インフレ期待が高止まりする可能性への懸念から、米国のハイテク株は大幅に調整。TSMCの米国預託証券(ADR)は4.48%下落し、台湾株の重しとなった。

大型株のTSMCはこの日、6元の配当落ち(除息)を実施。24秒で権利落ちを埋めたものの、盤中に2210元まで下落し、40元(1.78%)安となった。聯発科(MediaTek)は盤中に4000元を割り込み、最低3880元まで下落、6%超の下げとなった。

人工知能(AI)関連株は総じて軟調。広達(Quanta Computer)は5%超安、盤中最低359元。緯創(Wistron)は3%超安、最低150.5元。台達電(Delta Electronics)は4%安、最低2080元。

アクティブETF(上場投資信託)は明確に調整された。アクティブ型の統一升級50(00403A)は約2%安、出来高は54万枚超。アクティブ型の統一台股增長(00981A)は2.5%安、出来高は25万枚超。(編集:張均懋)

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