中央社報道

(中央社記者 何秀玲 台北11日電)黒松の転投資先である微風廣場實業は、台北駅の商業施設に関する契約が2024年7月24日に満了する。このため、黒松は短期的な収益への影響を認めている。また、2024年の原材料価格は変動が大きく、ペットボトルや瓶蓋など石油由来の包装資材は価格上昇しているが、砂糖やコーヒー豆の価格は下落しており、コスト圧力の緩和に寄与している。

黒松は本日、台湾証券取引所にて法人向け説明会を開催した。黒松の発言者である杜居燦氏は、微風廣場實業が運営する台北駅の商業施設契約が7月24日に満了することを説明。黒松は同社の24.46%の株式を保有しており、短期的な収益への影響は避けられないが、当初の投資コストはすでに回収済みであり、現在は安定した賃料収入を得ているため、影響は限定的であると述べた。

原材料価格に関して、杜氏は国際情勢と原油価格の変動により、石化原料由来のボトル、瓶蓋、シュリンクフィルムなどのプラスチック包装資材のコストが上昇していると指摘。一方で、製品内容物については、砂糖や一部のコーヒー豆の価格が下落しており、コスト圧力の軽減に貢献していると説明。黒松は今後もコスト変動を慎重に管理していく方針だ。

杜氏はまた、第2四半期は飲料の販売好調期にあたるとして、果実茶系の新商品を投入し、夏場の商機を狙うと発表。酒類事業では新製品の展開や他業種とのコラボレーションにより市場拡大を図り、生技事業では製品のアップグレードを推進し、健康食品分野の拡充を進めるとした。

また、黒松が2023年末に設立した酒類専門店「黒松酒覓」については、来店者数、売上、会員登録数がいずれも予想を上回っていると報告。2024年8月には新北市板橋区に2号店をオープンする予定である。

財務面では、黒松の2024年第1四半期の売上高は23.28億新台湾ドル、親会社帰属純利益は1.16億新台湾ドル(前年同期比53.1%減)、1株当たり純利益(EPS)は0.29元。杜氏は、前年同期にあった台南市の土地売却による特別利益を除けば、2024年第1四半期の利益は前年同期を上回っていると強調した。(編集:張良知)1150611

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース