(中央社記者 楊啓芳 ソウル11日特派)韓国のクーパン(Coupang)で昨年末、大規模な個人情報流出事件が発生した。韓国個人情報保護委員会は11日、3750万人の個人情報を流出させ、かつ会員のネットワーク活動記録を無断収集したクーパンに対し、6246億ウォンを超える罰金を科したと発表した。
聯合ニュース、東亜日報などの韓国メディアによると、個人情報保護委員会は10日、政府ソウル庁舎で全体会議を開き、クーパンの個人情報保護義務違反に対する制裁案を審議した。
個人情報保護委員会は、クーパンに対し6246億8100万ウォン(約138億8000万円)の罰金と、1680万ウォン(約37万3000円)の過料を科すことを決定した。このうち、個人情報流出に対しては約4236億ウォンの罰金が科された。また、1000万人以上の会員のネットワーク活動記録を無断収集した違反行為に対しては、約2011億ウォンの罰金が科された。
これは韓国における単一の個人情報流出事件としては過去最高額の罰金であり、単一企業に対する複数の違反行為に対する罰金総額としても過去最高記録である。
個人情報保護委員会は、クーパンが基本的な安全管理体制に不備があり、約3750万人の個人情報が流出したと認定した。調査の過程では、クーパンが個人情報流出の通報義務や廃棄義務に違反し、個人情報保護責任者(CPO)の独立性を確保しておらず、調査を妨害したなどの問題も明らかになった。
個人情報保護委員会は、クーパンに対し、再発防止のための安全対策の強化、非会員への情報流出の通知、CPOが実質的に職務を遂行できる環境の整備などを命じた。また、退会した会員の個人情報処理メカニズムの改善を勧告し、3ヶ月以内に履行状況と改善結果を確認するとしている。(編集:周永捷)1150611
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- 出典:中央社 CNA
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