(中央社 記者 蘇木春 台中12日電)前民進党秘書長で台糖前会長の吳乃仁氏は、台糖土地の安値売却事件で刑期を終えて出所したが、台糖への1.7億元の賠償金を支払わず強制執行の対象となっていた。台中地裁は12日、吳氏が11日に出頭し、裁判所が管収を認めたため、台中看守所に送致したと発表した。
台湾台中地方法院は12日、台湾糖業公司が債務者吳乃仁氏に対する強制執行の管収を申し立てた事件について、吳氏が拘引に応じなかった後、弁護士を通じて裁判所に出頭する意向を示し、11日に出頭したと説明した。
裁判官の尋問の結果、債権者の申し立ては理由があると認められ、管収が認められ、台中看守所付設の管収所に送致された。
吳氏は、台糖会長在任中に、元民進党立法委員の洪奇昌氏の働きかけにより、台糖の土地「賃貸のみ、売却なし」の方針を変更し、洪氏を支援していた春龍公司に台糖の土地を安値で売却し、台糖に2億元以上の損害を与えたとして起訴された。この事件は再審を経て、台湾高等法院台中分院が2014年3月に判決を言い渡し、吳氏が春龍公司を利したとして懲役9月の判決を下した。
吳氏は2014年5月に収監され、刑期短縮の後、2015年1月に花蓮外役監から出所した。民事責任の部分では、吳氏と春龍公司などは台糖に1.1億元を賠償するよう命じられ、利息と派生債務を加算すると約1.7億元に上る。
吳氏の民事賠償事件は台中地方法院に係属しており、台北地方法院は2024年12月に台中地裁の嘱託を受け、まず吳氏の約1700万元の資産を差し押さえ、台糖はその後700万元を回収した。2024年末から2025年初めにかけて、台糖は再び裁判所に強制執行を申し立て、台中地裁は台北地裁に吳氏の拘引を嘱託した。(編集:張銘坤)1150612
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- 出典:中央社 CNA
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