(中央社記者 謝靜雯 台北12日電)日本プロ野球・北海道日本ハムファイターズの台湾人投手・孫易磊が12日、先発で一軍初勝利を挙げた。彼はこれまで不安な気持ちを抱えながらも、一軍で先発できるかどうか疑問に思っていた時期があったと明かし、初勝利でようやく気持ちが楽になったと語った。初勝利の記念球は両親に贈るという。

孫易磊は12日、今季一軍初先発となった横浜DeNA戦で、95球を投げ6回を無失点に抑え、被安打2、奪三振8、与四球1の好投でチームを3-0の勝利に導き、自身の一軍初勝利を手にした。

孫易磊は所属事務所のインタビュー映像で、ずっと不安な気持ちがあったと告白。「自分が一軍で先発できるのか、不安になる時があった。ようやく初勝利を挙げられて、少し気が楽になった」と語った。

前日の先発について、孫易磊は直球とチェンジアップの調子が良かったと自己評価。一方で、スプリッターがもっと良ければ、もう少し楽に投げられ、投球数も抑えられたかもしれないと述べた。良かった点としては、三振が必要な場面でしっかりと奪えたことだと語った。

孫易磊は、昨年の父の日には特別にグローブを用意したが、一軍に上がれず良いパフォーマンスができなかったこと、今年の母の日にはシューズを用意したが、やはり一軍に上がる機会がなかったことを振り返り、両親に申し訳ない気持ちでいっぱいだと述べた。そのため、一軍初勝利の記念球を両親に贈りたいと語った。

2023年に日本でのプレーを開始してから、ようやく一軍初勝利を挙げるまで、孫易磊は当初は何も分からず、一シーズンを完投することもできず、シーズン中に休養が必要になったり、手の調子が悪くなったり、日本語が上手く話せなかったりと、様々な困難を経験した。しかし、努力を重ね、徐々に成長していった。昨年は2度先発の機会があったが結果を残せず、今季も開幕から一軍で先発することはできなかった。それでも、悔しさを力に変え、前日の先発で見事な投球を見せ、鬱憤を晴らした。

孫易磊はファンの応援に感謝し、台湾から遠く離れた北海道でも多くの台湾人を見かけ、多くの人が中国語で声をかけ、挨拶してくれることに触れ、「台湾のファンに価値ある試合を見せたい」という気持ちで投げたと語った。「皆さんにこの試合のプロセスと結果を気に入ってもらえたら嬉しい」と述べた。(編集:張銘坤)1150612

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
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