(中央社記者 洪素津 台北12日電)アミ族の作詞・作曲シンガーソングライター、舒米恩(Suming)が、今期の金曲賞(ゴールデンメロディーアワード)3大賞にノミネートされた。歌手としての活動に加え、彼はキュレーターとしても活躍している。12日、彼は自身が手掛けた展示のための新シングルを発表した。この楽曲は「chill感」があり、台東原住民に特化したサウンドを表現している。
台東出身のアミ族シンガーソングライター、Suming舒米恩は、最新の母語アルバム「Mikerid引路」で、第37回金曲賞の「最優秀原住民語アルバム賞」、「最優秀原住民語歌手賞」、「年間アルバム賞」の3部門にノミネートされた。最近、彼は「2026台東博覧会原民力特展」のキュレーターに就任したことを発表。プレスリリースを通じて、キュレーター業は初めてではないが、今回の展示はこれまでで最も頭を使うものだと述べ、「キュレーションとは、絶えず情報を受け取り、消化し、翻訳するプロセスだ」と語った。
台東原住民文化を核とするこの展示に独自のサウンドを持たせるため、舒米恩は自らテーマソング「你是有的」を制作。台東原住民の言語感覚を用いて、リラックスした自信に満ちたメロディーを創り出した。これは、展示のタイトル「凹!你是有的」という力強い肯定文に直接呼応するものであり、展示全体の核心的な魂となっている。
舒米恩は、ヒップホップは世代を超えて親しまれている音楽言語であり、これを利用して原住民文化の自信を強調したいと述べた。歌詞は中国語と原住民語の単語を組み合わせ、意図的に台東の「chill感」を保っている。このリラックス感こそが台東原住民文化の基盤であるとし、「展示が人々の心に響き、通り過ぎて忘れられるものになってはいけない。私は音楽を核に選び、レコード、AI、インスタレーションアートを用いて、伝統文化が新しい方法で現代と対話する機会を創り出したい」と語った。
舒米恩はテーマソングの制作だけでなく、展示のためのMVやプロモーションビデオも撮影した。そのために食事制限とトレーニングを行い、体脂肪率を20%未満に抑え、体のラインを整えた。しかし、撮影中に年配の方から「どこから来たイケメンだ?」と冷やかされ、非常に照れていた。(編集:陳仁華)
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:イベント
- 製品・サービス:Mikerid引路 (アルバム)