(中央社記者 林行健 マニラ12日専電)フィリピンは12日、独立128周年を祝い、マルコス大統領が記念行事で三軍を閲兵し、国内の政治的紛糾と世界の地政学的変動の圧力の中でも、国民が自信を持ち、国を愛し守り続け、共に課題に立ち向かうよう呼びかけた。

フィリピン政府は午前7時、マニラのリサール公園で独立記念式典を開催。マルコス大統領は国旗掲揚式に参加し、民族英雄ホセ・リサールの記念碑に献花した。

マルコス大統領はその後、閲兵台で独立記念演説を行い、フィリピンが現在享受している平和、主権、自由はすべて先人の犠牲と流血によって勝ち取られたものであり、国民が団結してこの得難い成果を守り続けるよう願った。

フィリピンはここ数ヶ月、内外の憂患が交錯している。国内では治水事業の汚職スキャンダルが発生し、サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾問題が社会的対立を引き起こしている。対外的には南シナ海情勢の緊迫化に直面し続けている。

マルコス大統領は、国が汚職、社会分裂、貧困、そして世界の地政学的変動などの問題による課題に直面していることを認めたが、フィリピン国民の能力、勤勉さ、善良さに自信を持ち、国民がフィリピンを愛し、選び、守ることに飽きることなく、自らの能力を悪ではなく正しい道に使うよう呼びかけた。

演説の終盤、マルコス大統領は国民に対し、フィリピンの国旗と国家アイデンティティの下に団結し、政府が描く「新フィリピン(Bagong Pilipinas)」のビジョンに向かって共に歩むよう呼びかけた。

独立記念行事の目玉として、閲兵式にはフィリピン軍、警察、沿岸警備隊、その他の政府部門の人員が集結し、近年新たに調達した装甲車、主力戦車、防空システム、そして災害対応車両を展示し、政府が推進する軍事近代化と災害対応能力の成果を示した。

行事期間中には、文化団体や先住民族グループによる舞踊も披露された。

スペインによる300年以上にわたるフィリピン統治の後、反スペイン植民地組織「カティプナン」が1896年に蜂起し、その後、革命軍指導者エミリオ・アギナルドが1898年6月12日、カビテ州カウィット町で独立を宣言した。(編集:韋樞)1150612

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