(中央社マニラ12日総合外電)フィリピンの国防長官ジルベルト・テオドロ氏は12日、中国政府から制裁を受けた翌日、中国による「邪悪な」行為に直面しても職務を遂行し続けると表明した。北京は制裁理由について、同氏が繰り返し「中国に関する誤った発言」を行ったためとしている。

ロイター通信によると、中国と米国の同盟国フィリピンの関係はここ数年、悪化の一途をたどり、両国間の紛争は絶えない。フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の下、マニラ政権は北京の侵略行為とされるものに積極的に反撃しており、中国側はフィリピンが係争中の南シナ海で中国の水域に繰り返し侵入したと非難している。

テオドロ国防長官は12日の声明で、「彼ら(中国)の欺瞞的な行為を暴き、真実を語る者に対して、これはまさに彼らの常套手段である」と述べた。

また、「私は、彼らがこの地、さらには我々の海域で行う邪悪な行為に直面しても、職務を遂行し、断固として国を守り続ける」と語った。

中国外務省は11日、テオドロ氏とその近親者に対する制裁を発表し、同氏が「繰り返し中国に関する誤った発言を行い」、中国の正当な利益を損ない、中比関係を損なったと述べた。

声明は「中国の国家主権、安全、発展の利益を守るため、中国政府はテオドロ氏とその配偶者、子女の中国本土、香港、マカオへの入国を禁止し、中国国内の組織や個人が同氏らと取引や協力などの活動を行うことを禁止することを決定した」と述べている。

マニラの外務省は、この制裁は「非友好的な措置であり、二国間関係をさらに複雑化させる」と述べた。

フィリピン外務省は11日夜の声明で、「このような措置は、相互信頼の構築、責任ある方法での意見の相違の管理、両国間の必要な建設的な対話のための条件作りには役立たない」と指摘した。

この制裁により、テオドロ氏は近年、北京から同様の措置を受けた多くの外国人高官の一人となった。(編集:李佩珊)1150612

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  • 出典:中央社 CNA
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