中央社報道

(中央社記者 郝雪卿 台中14日電)校車の送迎が安全の死角にならないよう防ぐため、民主進歩党台中市議員の周永鴻氏は本日、台中市府に対し、学生の送迎に関する安全対策の実態把握を要求した。台中市府は、人員の資格審査や教育訓練など4つの対策を通じて、学生の安全を全面的に守っていると述べた。

周永鴻氏はメディア報道を踏まえ、中部の1校で校車運転手が宗教的な話術を使って複数の生徒を誘拐・性的暴行した疑いがある事件を指摘。この事件は、各県市に対し、子どもが校車に乗ったからといって安全が保証されるわけではないことを改めて警告していると強調した。台中市政府は、悲劇が起きるのを待ってから対策を講じるのではなく、早急に学生の送迎安全体制を点検すべきだと訴えた。

周永鴻氏は、台中市には多数の校車、幼稚園の送迎バス、塾の送迎車両、特別支援教育の送迎サービスがあると指摘。今回の事件は台中の事例ではないが、台中にとっても警鐘であると述べた。送迎担当者が職務を通じて生徒の信頼を得た上で、宗教、感情、または力関係の不均衡を利用して子どもを操るリスクは、日常の登下校の過程に潜んでいると警鐘を鳴らした。

周永鴻氏は、市府の現行制度が「適格な車両があるか」「運転免許を持っているか」「基本的な書類を備えているか」に注目しているが、送迎担当者が生徒と長期的に接することで生じる不適切な誘い、個人的な連絡、権力の濫用といった問題を見落としていると指摘。背景調査の強化に加え、送迎全体の安全管理体制の整備が必要だと主張し、複数の局が連携して対策を講じるよう要請した。

台中市政府教育局は、学生の送迎安全は交通安全だけでなく、児童・青少年保護および学校安全とも密接に関連していると説明。市府は、人員の資格審査、教育訓練、送迎管理、共同点検の4つの対策を通じて、学生の安全を全面的に守っていると回答した。

教育局は、職務上、長期的に生徒と接する機会があるすべての人員を、児童・青少年保護および不適任者管理の対象に含めると強調。今後も関連局と連携し、人員管理、教育訓練、通報体制の強化を進め、安全で安心できる学習環境の実現を目指すと述べた。(編集:張雅淨)1150614

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース