中央通信社記者 姜宜菁 雲林県15日発—4.2億台湾ドルを投じて建設された雲林県警察局斗六分局の新庁舎が本日、落成・啓用された。外観は清水コンクリートの建築様式と金の稲穂のイメージを融合させ、雲林県が農業大県であるという特色を表現している。また、グリーン建築やスマートビルの理念も積極的に導入されている。
斗六警察分局の新庁舎の敷地は、もともと祥瑞大樓の旧址に位置している。この建物は1999年の921大地震で損傷を受け、以降18年以上にわたり放置・休止状態となっていた。一方、斗六分局の旧庁旧庁舎は築50年以上の老朽化が進み、警察官の執務・勤務空間が極度に不足していた。こうした状況を改善するため、歴代の県知事の努力を経て、県警察局が用地取得を進め、2022年11月23日に着工。総事業費は新台湾ドルで4億2478万円(約4.2億円)に上った。
本日、斗六警察分局は新庁舎の落成・啓用式典を執り行った。国民党中央委員会の立法委員である張嘉郡氏、雲林県知事の張麗善氏らが出席した。
張麗善知事は、「斗六警察分局の旧庁舎は長年にわたり使用されており、空間、設備、動線ともに現代の警察活動のニーズに応えられなくなっていた。新庁舎の完成は単なる建築物の完成ではなく、県庁が警察活動を支援し、現場の警察官をケアし、県民の安全を守るという重要な成果である」と述べた。また、「議会や地元関係者のご支援のおかげで、資金調達、設計、施工の各段階での課題を乗り越え、無事に完成に至った」と感謝の意を示した。
雲林県警察局の黄富村局長は、「新庁舎は警察官にとってより安全で整った執務・勤務環境を提供するだけでなく、捜査、交通、勤務体制、テクノロジー警察活動、住民サービスの機能を統合する上で重要な役割を果たす」と語った。さらに、「今後も『テクノロジー支援、専門的執行、温かいサービス』という目標に向かって進んでいく。AIパトロール、テクノロジー機器、データ分析を積極的に活用し、治安管理の効率を高めていく」と述べた。
斗六警察分局によると、新庁舎は地下1階、地上7階建てで、グリーン建築、スマートビル、省エネ管理の理念を導入している。外観は清水コンクリートの建築語彙と金の稲穂のイメージを融合させ、雲林県の農業県としての特色を強調している。また、「柚光飛羽」という公共芸術作品も設置されており、斗六の文旦、平和の羽、警察の守護というイメージを融合させている。これにより、警察庁舎は厳粛な執務空間という枠を超え、地域の特色、公共の美意識、住民との親和性を兼ね備えた新たなランドマークとなった。(編集:李淑華)1150615
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- 出典:中央社 CNA
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