(中央社台北18日電)アメリカとイランが和平協定の署名を目前に控える中、中国の外相・王毅氏は17日の夜、イランの外相・アラグチ氏と電話会談を行いました。アラグチ氏は、米イラン間で合意された覚書が確実に履行されるべきだと述べるとともに、イスラエルによるレバノンへの軍事行動の停止を求めました。これに対し王毅氏は、ホルムズ海峡の航行問題について適切に対処すべきであり、国際社会の懸念に応えるべきだと述べました。
新華社の報道によると、アラグチ氏(Abbas Araghchi)は王毅氏に対し、イランとアメリカが第一段階の覚書で合意した内容について報告しました。その上で、この覚書は確実に実行されるべきであり、イスラエルがレバノンに対して軍事行動を停止することも含まれると強調しました。
報道によれば、王毅氏はアラグチ氏に対し、米イラン間の第一段階覚書合意を中国として歓迎すると表明しました。和平の兆しが見えてきたと評価しつつ、今後の鍵は関係各国が約束を実際に実行に移すことだと指摘しました。また、外部からの妨害を排除することの重要性にも言及しました。さらに、ホルムズ海峡の航行問題については、国際社会の広範な懸念に慎重かつ適切に対応すべきだと述べました。
長年にわたり国際社会からの制裁を受けてきたイランは、中国と一貫して良好な関係を維持してきました。近年では、両国の関係がさらに緊密化しています。米イラン戦争期間中、アメリカ軍は中国から軍需物資を積んでイランへ向かっていたとみられる、イラン政府関係の船舶を複数回阻止しています。このため、中国が米イラン間の対立の中で果たす役割が注目されていました。一方で、中国の複数の貨物船も、イランによるホルムズ海峡の封鎖の影響を受けており、北京がイランに対して海峡の開放を求める圧力をかけているとの報道もあります。(編集: 邱國強 /唐佩君)1150618
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース