(中央社記者 吳玟嶸 金門18日電)台籍の邢姓小三通旅客が昨日、中国・厦門から金門に入国する際、手荷物に守宮などの生体動物を隠匿していたことが関税当局の検査で発覚した。高雄関税局は、生体動物の違法輸入は「動物伝染病予防条例」などに違反するとして、輸入者は最高7年の懲役に加え、300万円以下の罰金が科される可能性があると発表した。
財政部関務署高雄関は本日、報道資料を通じて、本国籍の小三通利用者である邢姓の旅客が昨日、厦門から金門に入国した際、手提げ荷物に生体動物を隠して入国しようとしたと明らかにした。海関と海上保安署による合同捜査の結果、そのスーツケースの中から守宮など約304匹の生体動物が発見された。この事件は関係当局に引き渡され、法的手続きを進める予定である。
高雄関は、生体動物の違法な輸入は「野生動物保護法」「動物伝染病予防条例」「税関密輸取締法」などの規定に違反していると指摘した。没収された動物は、没収・廃棄処分となるか、農業部林業及び自然保護署に引き渡されて保護・管理されることになる。また、輸入者は最高7年以下の懲役に加え、新台幣300万元以下の罰金を科される可能性がある。
高雄関は、生体動物の持ち込みが生態系のバランスを崩す恐れがあり、野生動物の保護や環境保全に深刻な危害を及ぼすと警告している。さらに、野生動物は寄生虫、細菌、ウイルスなどの病原体を保有している可能性が高く、人獣共通感染症や動物疫病の拡散リスクを高め、国民の健康、畜産業、生物安全保障に脅威を与えると説明した。
同関は、一般市民に対し、生体動物の出入国に関する規定を正しく理解し、申告を誠実に行うよう呼びかけている。通関時に申告が必要かどうか分からない場合は、事前に税関職員に問い合わせるよう促しており、油断や甘い考えで法を犯すことは厳に慎むべきだと強調している。(編集:林恕暉)1150618
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:税関検査サービス