中央通信社
(中央通信社 記者 廖文綺 上海1日電)中国の自動車は今年1月から5月にかけて既に400万台超を輸出し、前年比63%増加した。この輸出ペースが続けば、2026年には自動車輸出量が1000万台に達すると予測される。日本メディアは、その主な理由として中国国内需要の減少と、原油価格の高騰が世界の電気自動車(EV)需要を押し上げていることを挙げている。
中国汽車工業協会の統計によると、中国の自動車輸出は今年1月から5月にかけて405万台で、前年比63%増加した。そのうち新エネルギー車(NEV)の輸出は183万台に達し、前年同期比で1.1倍の増加となった。これは、ガソリン車(燃油車)の36%の増加率を大きく上回っている。
日本経済新聞(日経中文網)の報道によると、中東情勢の緊迫化が原油価格を押し上げ、純粋な電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などの新エネルギー車は燃費が良いため、世界的な需要が増加している。
報道は、グローバルコンサルティング会社AlixPartnersの予測を引用し、現在の輸出ペースが続けば、2026年の輸出量は2025年比で41%増加し、1000万台に達すると伝えている。これが実現すれば、中国は自動車輸出で1000万台を達成した世界初の国となる。これは日本の輸出量の約2.5倍に相当する。
中国の自動車輸出台数は、2023年に491万台で日本を抜き、初めて世界首位に躍り出た。
報道は、中国の自動車輸出量が急増している主な原因は、国内販売台数の減少にあると指摘している。AlixPartnersは、2026年の中国の新車販売台数を2460万台と予測しており、これは2025年比で10%減少する見込みだ。その理由として、経済の減速や、政府による新エネルギー車への補助金政策の変更が挙げられている。
こうした背景の中、中国の自動車は欧州市場に流入している。2025年には中国ブランドの欧州市場シェアが10%に達し、AlixPartnersは2030年には16%に達すると予測している。中国車は安価であるという利点を武器に、ドイツなどで多くの若い消費者の支持を集めている。
中国の自動車輸出が継続的に増加するにつれて、各国は中国車に対して関税措置を講じている。中国の自動車メーカーは、現地での工場設立・生産に転換することで対応している。AlixPartnersは、中国の大手自動車メーカーの海外生産能力(既に稼働中および計画中の工場を含む)が、2030年までに約340万台に達すると予測しており、これは2025年の2.8倍にあたる。
フォルクスワーゲン(Volkswagen)などの欧州企業は、中国車との価格競争を余儀なくされており、海外メディアは先日、フォルクスワーゲンが今後数年間で10万人の人員削減とドイツ国内の4工場閉鎖の可能性があると報じた。(編集:朱建陵)1150701
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:经济新闻