(中央社曼谷13日綜合外電報導)タイ・バンコクのバーで27人が死亡し、63人が負傷する爆発的な火災が発生しました。ロイター通信が検証したソーシャルメディア上の映像には、建物から濃煙が立ち上り、その後、入り口から横方向に激しい炎が噴き出す様子が映っており、顧客が叫びながら逃げ惑う様子がうかがえます。

ロイターの報道によると、火災の原因は天井のエアコン配線の短絡である可能性が高いとされています。警察は、非常口が塞がれていたことによる避難の遅れなど、人的過失の有無についても調査を進めています。

火災は現地時間の13日未明0時頃(日本時間同日午前1時頃)、バンコクのラプラーオ通りにあるビアレストランで発生しました。

アヌチン・チャーンウィラクル首相は、事故現場を視察した後、犠牲者の多くが建物の後方やトイレに逃げ込んだと述べました。また、避難経路の表示が明確ではなかったことも問題視されています。

バンコク防災局のスリアチャイ局長は、負傷者63人のうち22人が重体であると発表しました。

事故現場のバーはバンコク北部の繁華な交差点に位置し、交通の便が良く、2つのショッピングセンターに近接しています。周辺には映画館や大規模な公園、外国人観光客に人気のチャトゥチャック週末マーケットも徒歩圏内にあります。

この地域にはライブ音楽を提供する複数のバーが集まっており、週末には多くの人々でにぎわいます。

『バンコクポスト』によると、バンコク市長のチャチャート氏は、従業員の証言から、火災発生当時店内には約300人の客がいたと述べました。通常、このバーには一晩で600~700人が訪れるそうです。

バンコク防災局は、火災の原因が天井のエアコンの電気系統の短絡である可能性が高いと初步的に判断しています。一方、警察は、非常口の閉鎖に加え、配線の過負荷、音響効果を高めるために使用された可燃性の内装材なども原因に関与している可能性を示唆しています。

タイ国家警察のキティラット・パンペット長官は、記者団に対し、人的過失の有無が調査の主要な焦点になっていると語りました。(編集:楊昭彥)1150713

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  • 出典:中央社 CNA
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