(中央社記者 鍾榮峰 台北13日電)鴻海教育基金會は本日、5日間の「2026高中量子計算暑期學習營」を正式に開始した。中原大學量子資訊中心、台灣大學--IBM量子電腦中心などと協力し、高校生が量子ビット、量子もつれ、量子アルゴリズムからIBM Quantumプラットフォームでの実践まで、段階的に量子テクノロジーの世界に触れられるようにする。

鴻海教育基金會は報道資料で、量子テクノロジーは新興のキーテクノロジーであり、今後の情報処理、通信セキュリティ、高性能計算の発展と密接に関連していると指摘。同基金會は2020年から毎年、高校生を対象にした夏季量子キャンプを実施しており、今年で7回目を迎える。2026年のテーマは「高校生でも量子プログラムが書ける」。対面とオンラインのハイブリッド形式で実施され、地域に関係なく多くの高校生が量子テクノロジーにアクセスできる機会を広げる。

5日間のカリキュラムは、量子計算の概要、量子コンピュータの最新動向、古典力学と現代物理学の基礎、量子ハードウェア・ソフトウェアの紹介、古典計算との違いなどを網羅。さらに、IBMのシステムを用いて量子回路の作成を体験し、2量子ビットやもつれ状態の概念を学ぶ。これにより、抽象的な量子知識を実践的で議論可能な学びに変える。

鴻海教育基金會は、大学や研究機関の量子教育リソースを継続的に連携し、高校生が理解・参加できる形に変換することで、量子テクノロジーの学習ハードルを下げている。学生が単に「量子」という言葉を知るだけでなく、実際の授業と実践を通じて、量子計算と未来の技術応用に対する初歩的理解を築けるように支援している。

執行長の汪用和氏は、量子分野は高校生にとって抽象的であり、理解の入り口を早めに開くことが重要だと強調。量子キャンプは新技術への理解を深めるだけでなく、参加者が将来の学びの方向性を再考するきっかけにもなると述べた。(編集:蘇志宗)1150713

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:量子計算教育プログラム