中央社報道
(中央社記者 王朝鈺 基隆13日電)基隆市役所は昨日、大武崙砂浜の清掃作業を行っていた際、3匹のタイマイが廃棄漁網に絡まっているのを発見した。このうち2匹は生存しており、1匹はすでに死亡していた。市役所は本日、廃棄された漁具が気づきにくい「幽霊漁具」となり、海洋生態系に深刻な脅威を与える可能性があるとして、海洋生命の保護への協力を呼びかけた。
台風バウェイが通過した後、基隆市役所は昨日、大武崙砂浜の環境清掃を開始した。その際、一般市民と現場の救生隊が相次いで、廃棄漁網に絡まった3匹のタイマイを発見した。初期の観察によると、すべて3歳から5歳の若い個体であり、2匹は生命反応が確認され、状態は安定している。一方、1匹は発見時点で死亡していた。
産業発展処によると、台風の強い波や風の影響で、大量の海洋ごみや廃棄漁網が海岸線や砂浜に打ち上げられた。3匹のタイマイは、漂流物とともに波にさらわれて大武崙砂浜に到達した可能性があり、体が漁網に強く絡まっていたため動けなくなっていた。幸い、市民と救生員が早期に発見し、危険を回避する措置を講じた上で、海洋委員会海洋保全署の海保救護ネットワーク(MARN)に通報した。
通報を受け、中華クジライルカ協会のスタッフが現場に到着し、生存していた2匹のタイマイを樹林海ガメ救護センターへ搬送。詳細な検査、治療、および今後のケアが行われている。死亡した1匹はまだ腐敗しておらず、同センターに運ばれて解剖が実施され、死因の特定が進められている。
基隆市産業発展処の蔡馥嚀処長は、タイマイは貴重で保護対象の海洋野生動物であると指摘。今回の出来事は、廃棄漁網や海洋ごみが海洋生態に与える深刻な危険を再び浮き彫りにしたと述べた。廃棄漁具は海中を漂い続け、海ガメだけでなく、クジライルカ、海鳥、その他の海洋生物を巻き込む恐れがあり、「幽霊漁具」として知覚されにくい形で持続的な被害をもたらすと警告した。(編集:林恕暉)1150713
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- 出典:中央社 CNA
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