(中央社記者 劉世怡 台北14日電)北市中正一警分局の陳姓前偵查隊長が部下を性侵した疑いで起訴され、一審の台北地裁は、公務員が職権を濫用して強制性交を3回実行し、1回未遂に終わったとして、7年の懲役刑を言い渡しました。二審の台湾高等法院は本日、上訴を棄却し、7年刑を維持しました。上告の可能性は残されています。

台北地検は、2020年12月から2022年6月にかけて、陳姓偵查隊長が部下の女性職員を4度にわたり性侵したとして、強制性交罪および強制性交未遂罪で起訴しました。また、2020年9月には、女性と車内で後部座席に同乗した際のセクハラ行為についても言及されていますが、告訴期間が経過していたため、この部分は不起訴処分となりました。

警察は陳容疑者に対し、重大な懲戒処分として2回の大過を記録し、免職処分としました。行政訴訟については、提訴が期間を過ぎていたため、敗訴が確定しています。

一審の台北地方法院は、4回の性犯罪行為について審理を行い、公務員が職権を濫用して強制性交を3回実行し、1回未遂に終わったとして、執行すべき懲役7年を判決しました。

事件は上訴され、二審を台湾高等法院が担当しました。二審では映像の鑑定が行われ、陳被告と被害者とのやり取りの状況が確認されました。陳被告は、双方の合意による性交であったと主張しました。しかし、二審は本日、一審判決に誤りはないと判断し、上訴を棄却しました。なお、上告の余地は残されています。

一方、民事訴訟については、一審で陳被告に被害者の医療費6067元新台湾ドルおよび精神的苦痛に対する慰謝料100万元の支払いが命じられました。現在、二審の審理が進行中です。(編集:陳仁華)1150714

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