台北市立動物園は、夏休みに合わせて発表しました。園内の温帯動物区にいる黒脚ペンギンに赤ちゃんの波が訪れ、計6羽が人工孵化に成功しました。ヒナたちは灰色の柔らかい産毛を脱ぎ、水泳に適した灰黒色の羽毛に生え変わるまで、当面は一般公開されませんが、その後、ペンギン館で来園者と対面する予定です。
台北市立動物園によると、この6羽の黒脚ペンギンのヒナは、4組の異なる親鳥から生まれました。最初にかえったヒナはすでに1か月以上経過しており、他のヒナよりも体が大きく、換羽の兆しを見せています。一方、最も小さいヒナは6月22日にかえりました。手のひらより小さい体で、すでに餌をねだる鳴き声を上げており、非常にかわいらしい様子です。
動物園によれば、ヒナは孵化室でかえった後、現在「ペンギンの幼稚園」として使われているペンギン館の作業エリアに移送され、飼育員が人工的に育てています。毎日、一羽ずつ丁寧に体重を測定し、外見や活動性を観察。体の大きさに応じて、魚の切れ端やペースト状の餌を与え、細心の注意を払って世話をしています。
黒脚ペンギンのヒナは、生後約3か月で保温用の薄い灰色の産毛を脱ぎ、水中での活動に適した密な灰黒色の羽毛に生え変わります。この時期になると「亜成鳥」となり、徐々に他のペンギンたちとの共同生活が始まります。飼育員は、泳ぎのスキル、採餌能力、健康状態を確認しながら、少しずつ大群に加わるよう導いていきます。夏季の土曜日の夜間延長開園時には、一般来園者がヒナたちの姿を見られる可能性があります。
動物園は補足として、黒脚ペンギンは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧種(Endangered)」に指定されていると説明しています。そのため、動物園では繁殖技術の向上を通じて、域外保全(エクスサイズ保全)としての個体数と遺伝的多様性の維持に努めています。近年は人工孵化と人工育雛を積極的に導入し、ヒナの生存率を高めています。今年も5月中旬から6月下旬にかけて、6羽のヒナがかえるという成果を上げており、現在、園内の黒脚ペンギンの家族は40羽以上にまで成長しています。
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- 出典:中央社 CNA
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