中央消息
(中央社記者 張已亷 高雄15日電)一名フランス国籍の男性が、人間を使った麻薬運搬「空中飛人」の役割を果たしていた疑いにより、ヘロインカプセルを体内に収めた状態で入国したところ、桃園国際空港で橋頭地方検察庁の指揮により警察に逮捕された。男性は5日間かけて体内の101個のカプセルをすべて排出し、検察官の取り調べ後、勾留請求が裁判所で認められた。
橋頭地方検察庁は本日、報道資料を発表し、最近、麻薬組織がカプセル状の麻薬を体内に収めた人物を飛行機で国外から入国させる「人間を使った麻薬運搬」の計画を進めている情報を得たと説明した。専門捜査チームが調査を進め、タイから飛行機で入国するフランス人男性を特定した。
高雄市警察局刑事警察大隊によると、このフランス人男性は約50歳。7日に桃園国際空港に到着し、入国審査の際に警察と出入国在留管理局の職員によって検査を受けた。X線検査の結果、消化管に多数の楕円形の異物が確認され、「体内に麻薬を隠匿している」と判断され、その場で逮捕された。
検察当局によると、男性は医療機関での検査で、腹中にヘロイン入りカプセルが存在することが判明した。医療チームの監視下で、男性は5日間にわたり101個のカプセルをすべて排泄した。ヘロインの総重量は1403.8グラムで、市場価値は約2000万台湾ドルと推定されている。
警察の説明によると、これらの麻薬カプセルはプラスチック袋と熱収縮フィルムで何重にも密封されており、サイズは一般的な3号電池よりやや大きい。男性は取調べに対し、「体調が悪く、治療費を得るために報酬を得るために関わった」と供述しており、報酬は約3000米ドルだったとされている。
検察官は夜通しで再聴取を行い、12日に麻薬危害防止条例違反の容疑で、橋頭地方裁判所に勾留・面会禁止の請求を行い、認められた。
高雄刑務大隊はさらに、今年1月から6月までの間に麻薬密輸事件が35件、関係者45人が検挙されており、前年同期比で30件、34人増加していると報告した。また、「人間を使った麻薬運搬」は重罪に問われるだけでなく、カプセルが胃腸内で破裂すれば急性ショックにより命を落とす危険性があるとして、警告を発している。(編集:蕭博文)1150715
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース