アメリカ財務省は本日、イランの石油業界に対する制裁を拡大すると発表した。これにより、石油輸送の大物であるシャムカーニー氏のネットワークがさらに標的とされ、イラン中央銀行に関連するデジタルウォレットに保管されていた1億3000万ドル(約42億円)相当の資産が凍結された。
アフロ通信によると、財務省は声明で、「イランがホルムズ海峡(Strait of Hormuz)で再び地域の安定を損なう攻勢を開始したことを受け、この措置は政権に対する継続的な経済的圧力の一環である」と説明した。
財務省は、シャムカーニー氏(Mohammad Hossein Shamkhani)のネットワークが、依然としてイランの石油輸出の背後で重要な役割を果たしており、さらにグローバルなコモディティ取引にまで拡大していると指摘している。
今回の制裁は、イラン当局の利益に貢献しているとされる50人以上の個人、法人、船舶を対象としている。財務省は、シャムカーニーのネットワーク下で活動する200以上の個人、法人、船に対してすでに制裁を課していると付け加えた。
シャムカーニー氏の父であるアリ・シャムカーニー氏は、イラン国家安全保障会議の元高官であり、アリ・ハメネイ最高指導者の顧問を務めていた。アリ・シャムカーニー氏とハメネイ氏は、2月28日の米イラン戦争の初日に死亡したとされている。
また、スコット・ベセント財務長官は、イラン中央銀行に関連する複数のウォレットを制裁対象とし、「1億3000万ドルを超える資産を凍結した」と発表した。
彼はX(旧Twitter)上で、「我々は引き続き資金の流れを積極的に追跡し、イラン政権が違法な利益を得るのを阻止していく」と投稿した。
専門家らは、デジタル資産プラットフォームが、イラン革命防衛隊(IRGC)に対する制裁を回避するために利用されており、インフレが高騰する中で一般市民の財務的避難所ともなっていると指摘している。(翻訳:洪培英)1150715
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- 出典:中央社 CNA
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