中央社記者 賴于榛、葉素萍台北16日

行政院は本日、地政学的状況の変化に対応するため、リスク低減(デリスク)が国際的なトレンドとなっており、無人機の発展が鍵を握っていると発表した。国防部は、特別予算を活用して資源を集中させ、無人載具の開発を推進する計画を策定。これにより、自衛隊の作戦ニーズへの迅速な対応と、国内の無人載具産業の発展を両立させたいとしている。与野党からの支持が求められている。

行政院は6月18日、『国防自主無人載具調達特別条例』草案を通過させ、最大2100億台湾ドルの特別予算を計上した。この予算は、今年8月から2031年末にかけて、国産の無人載具を段階的に調達するために用いられる。現在、この草案は立法院で初審の手続き中である。一方、立法院の野党勢力は無人機に関する別の条例草案を提出しているが、こちらは一般の公務予算を用いることを想定しており、特別予算の編成には反対している。

行政院の報道官、李慧芝氏は本日の定例記者会見で、ワシントンDCのシンクタンク「アトランティック・カウンシル」が本日発表した「グローバル自由・繁栄指数」や、台湾の近年の経済成長率、IMD競争力年報、2025年のアジアで最も高い「世界報道自由度指数」など、複数の指標が台湾の強靭性と柔軟性を示していると強調。これらは国民全体の努力の賜物であり、誇るべき成果だと述べた。

李氏は、地政学的変化への対応として、デリスク化が国際的な潮流となっており、無人機の発展が新たな成長機会を台湾にもたらしていると指摘した。

さらに、国防部は実戦的な作戦ニーズに基づき調達計画を提示しており、与野党が現在審議中の行政院版の無人機調達条例を共に支持するよう呼びかけた。国防部が統括し、特別予算を通じて資源を集中・加速させることで、自衛隊の作戦要請のタイムリーな対応と、国内の無人載具産業の発展ニーズを両立できるとしている。これにより、台湾はグローバルな民主主義サプライチェーンの重要なパートナーとなり、さらなる発展を遂げていくことが期待されている。(編集:林克倫)1150716

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