中央社報道(記者:林長順、台北31日配信)によると、台北市南港警察分局の劉姓警官が、郭哲敏犯罪組織の一員に個人情報を漏洩したとして、昨年に台北地検が勾留・接見禁止を申請し認可された。しかし、劉容疑者は抗告し、台湾高等裁判所が差し戻し、台北地裁は30万台湾元での保釈を決定していた。

その後、検察当局は新たな証拠を確認し、昨日再び劉容疑者を出頭させ、本日、再び勾留・接見禁止を台北地裁に申請。裁判所は共謀や逃亡のおそれがあると判断し、申請を認めた。

一方、88会館の代表者である郭哲敏は、オンライン賭博サイトの運営で16億台湾元以上の利益を得たほか、地下送金業務で少なくとも217億台湾元の資金を処理した疑いが持たれており、新北地検は賭博罪、マネーロンダリング防止法違反、組織犯罪処罰条例違反などで起訴。裁判所に対して15年の実刑を求めており、現在審理中である。

この88会館事件をきっかけに、警察官が問題のある施設に出入りしていたことが発覚。警視庁監察室と台北市警察局の調査により、2022年(民国111年)に南港分局捜査隊に在籍していた劉姓警官が、公務用システムを利用して市民の個人情報を検索し、郭哲敏グループに漏洩。その見返りに不正な利益を得ていたことが判明。台北地検が指揮を執って捜査を進めた。

台北地検は昨年5月、警察と調査局を指揮して劉容疑者の自宅および職場を家宅捜索。出頭を求め、聴取の結果、『汚職防止条例』に基づく職務権限濫用による収賄容疑が強いとして、勾留・接見禁止を申請。当初は認められたが、劉容疑者が抗告。台湾高等裁判所が再審査を命じ、台北地裁は保釈を決定していた。

今回、検察は新たに個人情報保護法違反および刑法上の漏洩罪に関する証拠を追加で確認。昨日、再度家宅捜索を行い、劉容疑者を出頭させた。聴取後、犯罪の疑いが極めて強く、共謀や証拠隠滅の恐れがあるとして、夜間、台北地裁に勾留・接見禁止を再申請。裁判所はこれを認め、勾留が確定した。(編集:林恕暉)1150731

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  • 出典:中央社 CNA
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