(中央社記者 林長順 台北5日電)作業員の周姓男子が2022年11月11日、台北市興隆路一段で施工中に黄姓の義交と口論になり、強く押し倒して頭部を地面に打ち付け、意識不明の重体にした。黄男は2023年3月に死亡。台北地方法院国民法廷は本日、周男に懲役10年4か月の判決を下した。上訴可能。

検察の起訴内容によると、周男は2022年11月11日午後3時18分頃、台北市文山区興隆路1段の工事現場で、当時その場で勤務していた黄姓の義勇交通警察と施工位置をめぐって口論になった。周男は両手で黄男を強く押し倒し、後頭部を強く地面に打ち付け、意識を失わせた。

周男は片手で黄男の服を引っ張り、歩道に放り投げ、数十メートルにわたって引きずった後、路上に放置した。これにより、黄男は外傷性硬膜下出血、頭蓋骨閉鎖性骨折、右側硬膜上出血、右側硬膜下出血、右側くも膜下出血、右側脳出血、右前頭骨骨折、両側頭頂骨骨折、左上腕挫傷などの重傷を負い、昏睡指数は6と重度の意識障害が確認された。

黄男はその後、病院の集中治療室に入院し、人工呼吸器での治療を受けたが、状態は改善せず、2023年3月24日に植物人間と判定された。その後、介護施設に転院し、長期の介護を受けていた。2023年3月20日、頭部外傷に起因する脳水腫と低酸素性脳症に加え、急性・慢性の肺炎症および肺水腫を合併し、死亡した。

検察は当初、周男を傷害致重傷罪で起訴していたが、黄男の死亡後、傷害致死罪に起訴法条を変更。事件は国民法廷で審理された。

台北地方法院国民法廷は、周男が義交の黄男が指示通りに交通指揮場所を変更しなかったことに不満を持ち、体格的に小さい相手を力ずくで押し倒し、頭部に重傷を負わせたと指摘した。その場で救護措置を取らず、むしろ引きずって歩道に放り投げたことで、治療を経ても植物人間となり、介護施設で亡くなる結果となった。遺族は深い悲しみに苦しんでいると述べた。

北院は、周男に傷害などの前科があり、感情や衝動のコントロールが不十分であり、犯行後も自白せず、遺族に賠償を行っていないことを考慮し、公務執行妨害致死罪により懲役10年4か月の判決を下した。上訴可能。(編集:李亨山)1150805

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース