中央通信(中央社記者曾仁凱台北21日電)週明けの台湾株式市場は取引中に再び新高値を更新したが、引け間際にTSMC株が売り圧力に遭遇し、36958.80ポイントで引け、37000ポイントの大台を割り込んだ。法人関係者の見方では、米国とイランの交渉は不確実性に満ちているものの、悪材料は徐々に鈍化しているようだ。今後、投資家は主要テクノロジー企業の決算発表に注目し、短期的には台湾株式市場が37000ポイントを維持できるかを観察することになる。 中東地域では最近情勢が不安定化しており、一時停戦の期限が切れる前の米国とイランの和平交渉の見通しに投資家は疑念を抱いている。20日のウォール街の主要株価指数は軒並み下落したが、下げ幅は小幅だった。ダウ工業株平均は4.87ポイント(0.01%)安の49442.56ポイント、S&P 500種指数は16.92ポイント(0.24%)安の7109.14ポイントで引けた。 ナスダック指数は64.09ポイント(0.26%)安の24404.39ポイントだったが、フィラデルフィア半導体指数は43.33ポイント(0.45%)高の9599.21ポイントで引けた。 個別銘柄では、エヌビディア(NVIDIA)が0.38ドル(0.19%)高の202.06ドル、DRAMメーカーのマイクロンが6.65ドル(1.46%)安の448.42ドル、TSMC ADRも4.26ドル(1.15%)安の366.24ドルで取引を終えた。 玉山投信基金マネージャーの楊立楷氏は、国際的な地政学的リスクが市場に不確実性をもたらし続けているものの、先週の半導体大手ファウンドリの法人説明会は、AIトレンドに対する市場の強力な信頼を再び与え、先進プロセス関連サプライチェーンの収益成長に貢献したと分析する。短期的に利益確定売り圧力に遭遇しても、中長期的な成長トレンドは変わらない。 楊立楷氏の見解では、今週は米国株式市場でテキサス・インスツルメンツ、テスラ、Google、インテルなど主要テクノロジー企業の決算発表が相次ぎ、月末にはメタ、マイクロソフト、クアルコム、アップルが控えている。これらのテクノロジー大手が予想を上回る決算と見通しを発表できれば、台湾企業のAIサプライチェーンに対する強気な信頼が引き続き強化されるだろう。(編集:張均懋)1150421
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:調査
- 関連組織:テスラ (Tesla) / Google / インテル (Intel)
- 製品・サービス:AIチップ / DRAM