中央情報
(中央社台北22日電)愛奇藝(iQIYI)と長信伝媒が共同制作した完全AI映画『霊魂擺渡・浮生夢』が今年の夏休みシーズンに公開され、中国で初めて一般公開される完全AI映画となる。劇中のすべてのキャラクター、シーン、編集などの要素がAIによって生成されているため、中国の映画界やネットユーザーの間で「AIは人間の演技に取って代わることができるか」という熱い議論を巻き起こしている。
香港経済日報および中国メディアの報道を総合すると、『霊魂擺渡・浮生夢』は、2014年に発表された中国の有名IP『霊魂擺渡(ソウル・フェリー)』の初の完全AI生成作品である。
報道によると、物語の主人公である趙吏、夏冬青、王小亜の3名を含むすべてのキャラクター、さらにシーンデザイン、ビジュアル画面、特殊効果、キャラクターの吹き替え、BGM、効果音、ポストプロダクション編集、場面転換などの要素が完全にAIによって合成されている。これにより、コンテンツ制作から完成に至るまでの純粋なAI化を実現し、オリジナルドラマのオカルト的な雰囲気と名シーンを再現している。
ただし、報道によれば、『霊魂擺渡』の主要クリエイターである郭靖宇(グオ・ジンユー)、小吉祥天、丁寛が、それぞれ『霊魂擺渡・浮生夢』の製作総指揮、脚本、監督を務めており、引き続き映画全体の物語の核となる要素の管理を担当している。
しかし、郭靖宇はかつてAI俳優の乱用を公に反対し、「人間が演じられるドラマになぜ偽物を使うのか」と指摘していたにもかかわらず、今回の完全AI映画『霊魂擺渡・浮生夢』の製作総指揮を務めたことで、多くの中国ネットユーザーから「ダブルスタンダード」だと批判された。同時に、この映画は中国映画が「完全AI時代」に突入し、映画産業の衰退につながるのではないかという憶測も呼び、熱い議論を引き起こしている。
これらの疑問に対し郭靖宇は、『霊魂擺渡・浮生夢』という映画は「効率の実験」であり、IP開発に対するAIの補助的価値を探求することが目的で、完全に人間の演技に取って代わるものではないと回答した。(編集:邱国強/楊昇儒)1150422
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:新製品
- 製品・サービス:AI生成コンテンツ