中央社(ワシントン、21日)――ブルームバーグの報道によると、AIスタートアップ企業Anthropicが新たに開発した先端AIモデル「Mythos」に対し、少数の未承認ユーザーが不正にアクセスしていたことが、関連資料および関係者への取材で明らかになりました。報道によれば、プライベートなオンラインフォーラムで活動する一部のユーザーが、Anthropicが一部企業向けに限定公開を開始した当日にアクセス権を取得していました。これらの人物は現在もモデルを使用し続けていますが、その用途は本来の目的であるサイバーセキュリティ防御ではありませんでした。Anthropicの広報担当者は、「当社のサードパーティベンダーの環境を通じて、Claude Mythosプレビュー版へ不正アクセスが行われたとの報告を受け、調査を開始した」と述べています。今月7日に発表されたMythosは、同社の「プロジェクト・グラスウィング(Project Glasswing)」の一環で、サイバーセキュリティの防御用途に限定して特定の組織へ先行提供されているモデルです。Mythosは非常に強力なAIモデルであり、デジタル上のセキュリティ脆弱性を検知する能力が極めて高いことから、悪用のリスクを懸念する規制当局から注視されています。また、ブルームバーグの別記事によると、日本の片山さつき財務相が早ければ今週中にも、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどの国内大手金融機関と面会し、Mythosについて議論する予定であると報じられています。現時点で議論の詳細については不明であり、ロイター通信は当該情報の真偽を独自に確認できていません。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 関連組織:Anthropic / 三菱UFJフィナンシャル・グループ / 三井住友フィナンシャル・グループ
- 製品・サービス:Claude Mythos / Project Glasswing