【中央社】国民民主党(民衆党)の許忠信氏は22日、立法院(国会)で韓国瑜立法院長(国会議長)の立ち会い、尤伯祥大法官(最高裁判事に相当)の誓約監理のもと、立法委員としての宣誓式を終えた。過去に台湾団結連盟(台連)に所属していた経歴からその政治的立場が注目を集めているが、許氏は「比例代表選出の議員として、民衆党の政策および党団の決議を最優先に執行する」と強調した。

今回の就任は、中国出身の李貞秀氏が国籍および議員資格を巡る論争の末、民衆党から除名されたことに伴うもの。中央選挙委員会は立法院からの通知を受け、繰り上げ当選者として許氏を公告していた。

同日午前、韓国瑜立法院長や民衆党議員団が出席する中で就任式が行われた。許氏は就任後の取材に対し、前任の李氏が所属していた内政委員会を引き継ぎ、今後は中国出身の配偶者や新住民(外国出身者)の権利問題に注力していく方針を語った。

なお、李貞秀氏は就任式直前、韓国瑜氏に「行政訴訟起訴状」を提出しようと立法院の受付に姿を見せた。李氏は「宣誓を阻止できるか試したかった」とメディアに語ったが、式典の開始には間に合わなかった。

過去の政治的スタンスの変化について問われた許氏は、「2012年に台連から立候補した際は、党の政策を最優先するのは当然だった。今も同様に、民衆党の決議が私の行動指針である」と答えた。また、民衆党の柯文哲氏が催涙スプレーをかけられた事件において、警察署長が処分された件については、職務上の過失は認めつつも、懲戒は比例原則に基づき過酷すぎないものであるべきだとの見解を示した。

民衆党団はSNSで、許氏が内政委員会において新住民の権利擁護に加え、頼清徳総統に対し住宅政策や「居住の正義」の実現を強く求めていくと表明。新議員として猶予期間はなく、直ちに業務に取り掛かるとの姿勢を強調した。

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  • 出典:中央社 CNA
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