【中央社】農業部は、ペット美容に関する定型化契約の履行が困難であるとの一部議員からの指摘を受け、誤解を解くための説明を行った。同部は、ペットの福祉向上と消費者保護を目的として、2026年5月12日に犬猫美容サービスの定型化契約に関する規定を公告した。しかし、契約の履行が容易ではないとの指摘が業者間の不安を招いている。
農業部は、消費者の連絡先取得は緊急時の連絡を目的としたものであり、身分証番号の提供を強制する規定はないと強調した。また、預かり金が1万台湾元を超える場合の信託義務についても、業者の倒産によるトラブルから消費者を守るための措置であり、銀行による信託だけでなく、業者間での連帯保証制度の活用も可能であると説明した。
業者が懸念する「取り扱い銀行が見つからず罰則を受ける恐れがある」との点については、同部は罰則の適用が目的ではなく、業者の適法化に向けた指導を優先すると明言した。今後、金融機関と調整し信託業務の円滑化を図るほか、業界団体の設立を通じて連帯保証の手続きをサポートする考えだ。
さらに、施術中にペットに異常が見つかった場合の「直ちに適切な処理を施す」という規定についても、これは施術中の怪我などに対する応急処置や、必要に応じた動物病院への搬送、飼い主への速やかな連絡を義務付けるものであり、通常の業務範囲内であることを補足した。
農業部は、本契約がペットの福祉と消費者双方の権益を守るためのものであり、サービスの透明性を高めるものだと改めて強調した。消費者に対しても、ペットの習性や健康状態を正直に告知する義務があることを周知し、トラブル発生時には本契約が調整の根拠となることを示している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:ペット美容サービス