【中央社台北22日】国家通訊伝播委員会(NCC)の現職委員のうち3名の任期が7月31日に満了する。法律上、行政院は任期満了の3カ月前までに後任を指名する必要があるが、人事が滞っていることについて、22日の立法院交通委員会で複数の立法委員が陳崇樹代理主委を問い詰めた。陳代理主委は、人事の進捗については何も知らされておらず、卓栄泰行政院長が適切に判断し対処するものと信じると答弁した。

立法院交通委員会は同日、『電信管理法』第36条の改正案を審議したが、野党の立法委員らは主にNCC委員の指名プロセスの停滞に注目した。国民党の万美玲委員から進捗を問われた陳代理主委は「何も把握していない」と回答。万委員は、4月末まで残り8日しかない現状で、7月末にはNCCが機能不全に陥るリスクを指摘し、行政院と積極的に協議するよう求めた。

また、万委員や国民党の洪孟楷委員から「再任の打診はあったか」「もし打診があれば受けるか」と問われた際、陳代理主委は「台湾には多くの優れた人材がいる。人選の裁量は行政院長に委ねるべきであり、その決定を尊重する」と述べるにとどめた。洪委員は、行政院から意見を求められたことはないのかと追及したが、陳代理主委は「現時点ではない」と応じた。

NCC組織法に基づき、委員会は7名の委員で構成される。2025年7月に提出された委員候補リストは同年11月に立法院で全会一致で否決された。さらに、2024年7月に可決された組織法改正案で再任規定が削除されたため、もし7月末までに新任者の任命が完了しなければ、NCCは委員不在という前代未聞の事態に直面することになる。

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  • 出典:中央社 CNA
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