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(中央社上海23日=記者:李雅雯)中国の短編動画ソーシャルプラットフォーム「抖音(Douyin)」は本日、今年に入ってから累計で53.8万本のAI侵害短編動画を削除したと発表した。抖音は、プラットフォームとして侵害作品の問題を継続的に注視しているものの、ガバナンス能力においてはAI生成コンテンツの判断が難しいことや、識別力の不足といった困難が依然として存在することを認めた。

抖音は本日、「AI生成の不適切なコンテンツおよび他人の権利の侵害」に関する特別整備公告を発表した。公告によると、抖音は2026年も継続してAI侵害作品のガバナンスを強化しており、現在までに累計で53.8万本のAI侵害短編動画を削除し、規約違反アカウント4000個以上を処罰した。

抖音のガバナンスの重点は、「AI技術を利用した顔の入れ替え、音声の盗用などの規約違反行為」、「AI技術を通じて古典を『魔改造』し、さらには不良コンテンツを拡散させる行為」に置かれている。

著名人の肖像権などのAIによる盗用を防止するため、抖音はサンプルライブラリを継続的に改善し、大規模モデルによる識別、技術的なパトロール、通報情報を組み合わせ、サンプルライブラリ内の権利者に関連するAI侵害コンテンツに対してタイムリーに対処する。伝統的な文芸作品を「魔改造」して残虐、暴力、ポルノ、低俗などの規約違反コンテンツを伝播させる行為に対しては、厳格に対処する方針だ。

抖音は、現在の整備作業は一般的に、AI生成コンテンツの判断の難しさや、AI音声の識別力不足といった難題に直面していると吐露した。一部の規約違反作品は、実在の素材とAI生成コンテンツを二次創作しており、真偽の判断が難しく、技術的な識別には限界がある。また、AIで生成された特定の人物やIP(知的財産)のイメージについて、即座にライセンス情報を把握することも困難であり、これがプラットフォームの判断や対処作業に困難をもたらしている。

澎湃新聞の23日の報道によると、以前、多くのAIショートドラマがライセンスを受けずに、AI合成技術を用いて俳優のイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)の肖像や音声を利用し、ドラマ制作や商業利用に充てているとの市民からの指摘があった。イー・ヤンチェンシーの支持者たちはプラットフォームに対し、侵害コンテンツの削除を強く求めており、関連ニュースが注目を集めていた。

中国共産党中央サイバー空間安全情報化委員会弁公室(国家インターネット情報弁公室)は先日、プラットフォームに対し、AI生成作品のラベル付け作業を徹底するよう求めた。同弁公室は3月、フィクションの演出、やらせ投稿、またはAI生成などを含む一部の短編動画にラベルが付けられておらず、公衆の認識が誤導されていると指摘。プラットフォームに対し全面的にラベル付けを徹底させ、要求を履行しないプラットフォームを厳罰に処すと表明した。(編集:周慧盈)1150423

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:AI生成コンテンツ