中央メッセージ
(中央社記者 頼于榛、高華謙 台北23日電)頼清徳総統が予定していたアフリカの邦交国エスワティニへの訪問が、中国による圧力によって阻止された。行政院は本日、政府は一貫して、健康的で秩序があり、対等かつ尊厳が保たれ、政治的前提条件のない状況下での中国との交流を支持しているが、交流を進める一方で国際的な活動空間を抑圧するようなやり方は受け入れられないと表明した。
行政院の李慧芝報道官は本日の行政院会後の記者会見で、中華民国台湾は主権独立国家であり、議論の余地はないと述べ、中国が圧力を強め続けていることを強く非難した。
彼女は、米国国務院が先に発表した声明を引用し、今回の頼総統の行程阻止は、台湾および世界中の支持者に対する中国の威嚇であり、国際民間航空システムを悪用し、国際社会の平和と繁栄を脅かす新たな事例であると指摘した。また、与野党が一致して対外的に対応し、台湾を支持する国際社会の友人に不必要な誤解を与えないよう求めた。
李氏は、元首の訪問は長年の慣例であり、国際的な慣習に従って行われていると述べた。今回の中国による他国の意思決定への介入と圧力は、台湾の国際参加の場を奪うだけでなく、元首の航空安全にも影響を及ぼしかねないものであり、このような粗暴な行為は国際社会において例がなく、地域の平和と安定を深刻に損なうものであるとした。
メディアから、訪問が妨害されたことで、中国が提示した10項目の対台湾措置をより受け入れられなくなるのではないかと問われると、李氏は、政府は一貫して健康的で対等な交流を支持しているが、交流の傍らで圧力をかける手法は受け入れられないと改めて強調した。
中国共産党による10項目の対台湾措置には、両岸(中台)間の直行便の全面回復が含まれている。これに対し、陳世凱交通部長(交通相)は行政院会後の記者会見で、直行便については現在15地点あり、週に最大420便の運航が可能だが、実際には週に310便しか運航されていないと指摘した。その他の国内で運航可能な両岸航路も週に211便が可能だが、実際には115便にとどまっており、搭乗率は約7割である。さらに、13のチャーター便拠点については、これまでに業者から要望が出されたことはない。全体的なデータから見て、輸送能力は十分であると述べた。(編集:謝佳珍)1150423
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- 出典:中央社 CNA
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