中央社ニュース

(中央社記者林行健カビテ市23日専電)台南市の黄偉哲市長は本日、都市外交を推進するため訪問団を率いてフィリピンに到着し、最初の訪問地として姉妹都市のカビテ市(Cavite City)を訪れた。イベント会場には国旗が掲揚され、国歌が演奏されるなど、両市の長く深い友情が示された。

黄市長一行は早朝にシンガポールからマニラに到着後、すぐにマニラから南へ約40キロ離れたカビテ市へ向かい、デンバー・チュア(Denver Chua)市長から熱烈な歓迎を受けた。双方は市庁舎と市長室を見学した後、マニラ湾のほとりで朝食を共にしながら交流を深めた。

会場にはフィリピンと中華民国(台湾)の国旗が掲げられ、朝食前には両国の国歌が演奏されるなど、厳かな式典となった。

黄市長は挨拶の中で、カビテ市は台南市にとってフィリピンで最初の姉妹都市であり、台南市はこの友情を非常に大切にしていると述べた。また、今後は農業、観光、教育などの分野へ交流を広げ、双方にさらなる機会を創出するとともに、教育協力を強化して若者の視野を広げ、この友情を次の世代へと引き継いでいきたいと語った。

フィリピン華僑3世であるチュア市長は、今年3月に訪問団を率いて台南市を訪れている。同市長は挨拶で、台南市が進歩、革新、そして文化的な誇りを示す模範的な都市であり、市民も友好的で情熱的であると称賛し、工業、観光、教育などの分野で台南市との交流を深めたいと期待を寄せた。

現在40歳のチュア市長はまた、両市には豊かな貿易の潜在力があると指摘。カビテ市としては台南市から果物や野菜などの農産物を輸入したいと考えており、同時にカビテ市の水産養殖品であるカキやムール貝などを台南市へ輸出したいと語った。

朝食会は、双方が記念品を交換し、盛大な拍手に包まれる中で終了した。

カビテ市はカビテ州(Cavite Province)に属し、マニラ湾に面しており、ムール貝(Mussel)やカキ(Oyster)の産地として知られる。台南市とカビテ市は1980年に姉妹都市提携を結び、今年1月には「姉妹都市の友好関係と理解を深めるための覚書」に署名し、友好の架け橋を改めて強固なものにした。

黄市長一行は午後、飛行機でフィリピン中部のアクラン州(Aklan)へ移動し、同州の創設70周年記念行事に参加する予定だ。

アクラン州は世界的に有名なリゾート地であるボラカイ島(Boracay)を擁し、農業と観光産業が発達している。ホセ・エンリケ・ミラフロレス(Jose Enrique Miraflores)州知事が昨年8月に台南市を訪問し、双方は姉妹都市関係を締結した。

フィリピン訪問に先立ち、黄市長は日本、韓国、マレーシア、シンガポールを立て続けに訪問し、台南市の農産物をPRしてきた。(編集:韋枢)1150423

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:水産物(牡蠣・ムール貝)