台北市政府は、人気観光地である猫空(マオコン)地区において、人車分離と歩行者の安全確保を目的とした歩行者用斜張橋の建設計画を発表しました。台北市工務局が議会委員会で報告したところによると、この橋は猫空ロープウェイの猫空駅と天恩宮を結ぶルートに設置され、双葉のようなデザインの斜張橋となる予定です。

猫空の主要な連絡道路である指南路3段38巷および40巷は、山間部で幅員が6〜8メートルと狭く、駐車スペースも不足しています。路上駐車が多く歩行者専用通路がほとんどないため、人車争道(人と車が混在する危険な状況)が常態化しており、観光体験を損なう要因となっていました。この橋の建設により、ロープウェイ駅周辺と茶葉普及センター付近の観光スポットが結ばれ、歩行者に優しい動線が確保される見込みです。

大地工程処によると、歩行者用橋の総延長は391メートルで、内訳は斜張橋部分が190メートル、桟橋が55.35メートル、鋼管梁橋が137.5メートルとなります。総工費は約4億台湾元を見込んでおり、2027年2月に着工、2029年の竣工・開通を予定しています。このプロジェクトは「三猫計画2.0」の重要な観光資源として位置づけられ、スカイウォークなどの施設を備えることで観光品質の向上と地域経済の活性化が期待されています。

なお、台北市議会の李柏毅議員は、建設予定地の95%が私有地であることを指摘し、土地収用を迅速に進め、本事業が猫空の新たなランドマークとなるよう高品質な施工を求めました。

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  • 出典:中央社 CNA
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