中央銀行の発表によると、中東情勢の緊迫化により3月の台湾株は大きな変動に見舞われました。市場のセンチメントを映す指標である「証券振替預金残高」は3月に3兆9286億台湾ドルまで減少し、4兆ドルの大台を割りましたが、それでも史上3番目の高水準を維持しています。
中央銀行が公表した3月の金融統計では、マネーサプライ(M1BおよびM2)の年増率がそれぞれ7.83%と5.79%となり、貸出・投資の増加が寄与しています。M1Bの増加率がM2を上回る「ゴールデンクロス」の状態が続いており、市場の資金動向は依然として活発です。
2月末に始まった米イラン情勢の緊張は依然として続いており、地政学的リスクが市場心理を冷やしたことで、3月の台湾株は10.42%下落しました。この影響で、証券振替預金残高は前月比で1845億台湾ドル減少しました。しかし、旬平均で見れば過去最高を記録しており、株式信用供与残高も2000年6月以来の高水準である5388億台湾ドルに達しています。
中央銀行経済調査局の葉盛副局長は、月単位で見ると証券振替預金残高は減少したものの、個人投資家の市場に対する信頼感は依然として強いと指摘しました。実際、3月の市場における個人投資家の取引比率は52.8%に上り、国内個人投資家および外国人投資家の売買代金はともに過去最高を更新しました。これは市場の活況と株価の上昇を反映しており、この勢いは4月も続くと予測されています。
一方、外国人による台湾ドル預金は2020億台湾ドルへと微減しました。これについて葉氏は、株価の変動に伴う外資の流出が関連している可能性があるものの、2000億台湾ドル以上の水準は依然として高水準にあるとの見解を示しました。
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- 出典:中央社 CNA
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