台湾の中央通信社によると、グアテマラのメンコス公共財政大臣らが訪台し、林佳龍外交部長と会談を行いました。林部長は、台湾が経験の共有や専門人材の育成を通じて、グアテマラが進める「チップの道(Ruta del Chip)」計画の実現と産業の高度化を支援すると表明しました。メンコス大臣は、台湾とグアテマラの友好関係が強固であることを再確認し、台湾による長年の貢献を高く評価しました。

外交部が発表したプレスリリースによれば、林部長は28日にメンコス大臣一行を歓迎し、昼食会を催しました。林部長は、台湾とグアテマラの外交関係が92年におよび、公衆衛生、投資、貿易、女性のエンパワーメント、教育、文化などの分野で実りある協力が続いていることを強調しました。台湾政府は「総合外交」戦略に基づき、半導体やICTセキュリティを含む「栄邦計画」を推進しており、テクノロジー統治の経験共有を通じてグアテマラの産業転換を後押しします。

また、林部長は、グアテマラのアレバロ政権が掲げる財政透明化や廉潔な政治は、台湾の民主的な統治理念と合致すると述べました。今後も台湾企業による同国への投資を促進し、経済関係のさらなる深化を目指します。

メンコス大臣は、台湾のデジタル行政やテクノロジー産業の先進性に感銘を受けたと述べました。現在グアテマラが進めているインフラ整備や財政の健全化において、台湾の知見を参考にしたいと期待を寄せました。また、両国が民主主義、自由、平和といった価値を共有していることを強調し、地域経済の繁栄に向けて協力していく意欲を示しました。

メンコス大臣一行は4月27日から5月1日までの日程で、台湾の財政部、デジタル発展部、経済部、国家発展委員会、行政院主計総処、人事行政総処などを訪問し、新竹サイエンスパークや工業技術研究院(ITRI)の視察も予定しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:提携
  • 製品・サービス:デジタルガバナンス / インフラ建設