中央通信 (中央社記者 蔡智明、嘉義県8日電)嘉義県鹿草郷公所が設立した鹿仔草故事劇団は、きょう鹿仔草民俗文化学堂で影絵芝居を公演した。影絵芝居の演者は郷内の文化ボランティアが務め、地元の物語を題材にした演目を上演。公所はまた、鹿草の特色を備えた脚本を外部から募集し、郷土文化の継承を進めている。 鹿草郷長の厳珮瑜氏は中央社の取材に対し、公所の影絵芝居劇団はすでに10年以上前に設立され、上演内容はいずれも鹿草で実際に起きた出来事や信仰活動などを題材にしていると述べた。きょう上演された演目「耳の遠いおばあちゃん」は、高齢者の聴力低下を物語の軸に、家族の間で誤解から生じるユーモラスな出来事を描いたもの。劇団はこれまでにも「鹿草頂半天慈雲寺の麻糬媽」の物語を上演したことがある。 厳氏によると、公所は昨年、劇団のために脚本を公募し、全国の創作者に鹿草の地域文化の特色をテーマにした作品を広く呼びかけた。審査員による慎重な選考の結果、創作者の羅浩文氏による作品「薪伝鹿草-火馬祭」が選ばれ、優秀賞を受賞した。きょうの公演会場で賞状と新台湾ドル2万元分の賞金ギフト券が授与された。 羅氏は、自身は地元出身ではないものの、公所が地域文化を広める取り組みに共感し、特に鹿草の円山宮で元宵節に行われる宗教行事「火馬祭」について調べ、脚本として書き上げて応募したと語った。演劇的な語りを通じて、伝統民俗が世代を超えて受け継がれていく精神的な内涵を丁寧に描き、観客が影絵芝居を見るだけで「火馬祭」を理解できるようにしたいとしている。 厳氏は、影絵芝居は貴重な伝統芸術であるだけでなく、地方の物語を記録し、文化の記憶を伝える重要な媒体でもあると述べた。公所は今後も鹿仔草民俗文化学堂などのプラットフォームを通じて、地域の芸術文化の根づきを深め、地域社会、学校、長期ケア拠点など多様な場と連携しながら、伝統文化をさまざまな世代の暮らしの中へ浸透させていく方針だ。(編集:謝雅竹)1150508 ニュースの自由を守る力となるため、事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像、音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。

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  • 出典:中央社 CNA
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