【中央社台北15日】「2026年親教育フォーラム」が本日台北で開催された。清華大学幼児教育学科の周育如教授は、子育て中の親に対し、子供を指導する前にまずは自分自身をケアするよう提言した。運動や食生活の改善を通じて脳由来神経栄養因子(BDNF)を増やすことが、育児における感情的な地雷を回避する助けになるという。

本フォーラムには300人以上の市民が参加した。専門家らは、親自身の感情修復や子供の心理的レジリエンス、親子読書などのテーマについて講演を行った。

周育如教授は講演の中で、親の感情の修復と再構築について言及した。子育ての手法は生い立ちや夫婦関係に左右されることが多く、配偶者との良好な関係は育児の負担を軽減し、精神的な栄養源となると指摘した。

さらに周教授は「まずは自分を大切にすること」が最優先であると強調した。記憶や感情を向上させる脳由来神経栄養因子(BDNF)を活性化させるには、定期的な運動、健康的な食事、継続的な学習、十分な睡眠が不可欠である。感情的な問題に固執するのではなく、ライフスタイルの改善からアプローチすることを推奨し、日記などで自分の感情の変化を振り返ることで、怒りや悲しみのパターンを理解し、感情的な地雷を一つずつ解消していく手法を紹介した。

台湾師範大学健康促進・衛生教育学科の李思賢教授は、現代の親の大きな悩みの種であるデジタルデバイス(3C)への依存について言及した。台湾の高速インターネット環境は子供にとって「危険因子」となり得るため、親は親子読書や運動、遊びなどを通じて、デバイス利用に代わる喜びを見つける必要があると説いた。

輔仁大学児童・家庭学科の涂妙如副教授は、約3割の子供が親子読書の経験がほとんどないと指摘した。研究によれば、親子読書は子供の感情能力の発達と正の相関がある。早期開始が重要であるのはもちろんのこと、習慣を継続することが何よりの祝福となると述べた。

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  • 出典:中央社 CNA
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