【中央社】近頃、SNS上で「トランプ氏が頼清徳氏を不適任だと示唆した」とする動画やメッセージが拡散されています。これに対し、ファクトチェック専門プラットフォーム「MyGoPen」は本日、検証結果を発表しました。同機関は、トランプ氏の意図は台湾情勢とロシア・ウクライナ情勢を比較し、米国が「間違った大統領(バイデン氏)」を選んだためにプーチン氏の侵攻を招いたと主張する一方で、米国が「正しい大統領(トランプ氏)」を選べば習近平氏は台湾に対して行動を起こさないと説いたものだと指摘しています。
MyGoPenによると、拡散された動画の字幕は中国大陸特有の漢字(「着」など)が使われており、台湾の翻訳ではない可能性が高いとのことです。また、英文字幕の誤訳も指摘されており、トランプ氏の「I would equate it a little bit to that(多少の類比ができる)」という表現が、「理解できる」と誤って訳されていました。
動画の全容と逐語録を照らし合わせると、トランプ氏はウクライナ戦争について「2020年の大統領選が不正でなければ、このような事態は決して起こらなかった」と主張しています。台湾に関する言及もこれに続く文脈であり、「もし正しい大統領がいれば、(戦争は)起こらないと思う」という発言の「正しい大統領」とは、台湾の指導者ではなく、米国大統領を指していることは明らかです。
トランプ氏は以前のインタビューでも、自身が米国大統領であれば中国による台湾侵攻は起こらないと繰り返し述べており、習近平氏もその結果を理解していると語っていました。MyGoPenは、今回の騒動となった動画の内容は、米国の有権者に対し自らの政策の正当性を強調したものであり、特定の台湾政治家を貶める意図ではないと結論付けています。
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- 出典:中央社 CNA
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