中央社(台北)16日、中信兄弟の左翼手・許庭綸が昨日見せた送球判断が話題を呼んでいる。味全ドラゴンの葉君璋監督は、問題は送球の角度をより低く抑えるべきだった点にあると指摘。楽天モンキーズの曽豪駒監督も同様の考えを示しつつ、「我々もかつて犯した過ちだ」と擁護した。
昨日行われた中信兄弟対統一ライオンズ戦、9回無死二・三塁の場面で、ライオンズの林子豪が放った飛球を許が捕球。そのまま本塁へ強肩を披露し、帰塁を試みた走者をアウトにするダブルプレーを成立させた。結果的に得点を許さなかったものの、中信兄弟の平野恵一監督は、本来は二塁走者の進塁阻止を優先すべきであり、捕球前の状況判断が甘かったと苦言を呈した。
この件について問われた葉君璋監督は「判断そのものより送球の角度が問題。高すぎれば二塁走者に進塁の機会を与えてしまう。低く鋭い送球であれば、本塁で刺せなくても走者は進塁を躊躇するはずだ」と解説した。
現役時代に外野手を務めた曽豪駒監督は「アウトという結果は素晴らしいし、これほど強い送球ができる外野手は貴重だ。ただ、もう少し低い弾道であればより良かった。もし本塁でセーフになっていれば、チームへの影響は甚大だった」と振り返った。また、自身も現役時代に同様の失敗をしたことがあると明かし、「誰しも衝動に駆られる時はある。指導者として一歩ずつ教えていくのが我々の責任だ」と述べた。
味全の郭天信外野手もこのプレーに注目しており、プロ入り当初の自分であれば同じ判断をしただろうと共感しつつ、現在は内野手がカットに入りやすいよう弾道を低く抑え、二塁走者の進塁を封じる判断をより重視していると語った。
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