(中央社記者 洪學廣 高雄21日電)刑事警察局南部打撃犯罪センターは、国境を越えた麻薬密輸事件を摘発した。指名手配を受けカンボジアに潜伏中の柯(か)姓の男が首謀者となり、7キログラムを超えるヘロインをミニチュア模型の台座の段ボール板内部に隠し、タイから台湾へ郵送させた。警察は捜査を重ね、7人を逮捕・送検した。 内政部警政署刑事警察局南部打撃犯罪センターが本日発表したニュースリリースによると、警察は先日、タイから届いた小包に麻薬が隠されている疑いがあるとの情報を入手した。関務署台北関と共同で検査したところ、小包内のミニチュア模型台座の中空の段ボール板から、第一級麻薬ヘロイン(総重量7190グラム)が発見された。警察は直ちに台湾台南地方検察署に報告し、指揮を受け、台南市および桃園市の警察と合同で特別捜査チームを組織し、捜査を拡大した。 特別捜査チームの調査によると、この国際麻薬密輸グループの首謀者は、指名手配され海外に逃亡中の柯姓の男であった。柯男はカンボジアから越境で指示を出し、メンバーにヘロイン粉末を極めて狭い隙間の段ボール板に詰めさせ、それをミニチュア模型の台座に隠し、最終的にタイから台湾へ小包を郵送させ、密輸を試みた。 警察によると、グループは捜査を逃れるため、引き渡し過程で頻繁に行政区を越えて捜査の分断を図っていた。小包の第一段階の受取人が台南市でサインした後、まず荷物を借りた部屋に隠し、その後第二段階の共犯者の住居へ移動。続いて第三段階の陳姓、李姓の容疑者が高雄市へ転送した。 特別捜査チームの追跡により、第五段階の荷主である陳姓の男が、小包が高雄に到着したことを知ると、自ら台南へ赴き転送状況を監視し、警察の追跡がないことを確認した上で、第四段階の邱姓の犯人に荷物を台南へ運び戻すよう指示。最終的に陳男が車を運転し、北上して桃園市中壢区の一軒家に運んだ。 特別捜査チームは機が熟したと判断し、桃園市で強制捜査を実行。その場で小包を開封していた陳男ら2人を逮捕した。その後、今年1月10日から13日にかけて、6段階にわたる追跡捜査の末、陳男ら7人の容疑者を全員検挙した。全容疑者は取り調べの後、麻薬危害防止条例違反の容疑で台南地方検察署に送検された。(編集:龍柏安)
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件