(マニラ中央社 21日 総合外電)フィリピン政府は本日、ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領による致命的な麻薬撲滅作戦への関与で国際刑事裁判所(ICC)から指名手配されているロナルド・「バト」・デラロサ上院議員の逮捕を命じた。 AFP通信によると、デラロサ上院議員は元フィリピン警察長官であり、数千人が死亡した麻薬戦争の執行者であった。 先週、政府の法執行官と上院の警備員との間で銃撃事件が発生し、その数時間後にデラロサ氏は上院ビルから逃走、その後逃亡を続けている。 フィリピンのフレデリック・ビダ司法長官はメディアに対し、「フィリピンの法執行機関が…現在、デラロサ上院議員を逮捕するよう指示を受けたことを、ここに確認する」と述べた。 国際刑事裁判所は先週、デラロサ氏に対する逮捕状を公表し、彼がドゥテルテ氏および他の「共犯者」と共に人道に対する罪である殺人罪を犯したと告発した。 銃撃事件が発生した日、上院の階段で緊迫した追跡劇が繰り広げられたが、上院指導部が庇護を提供したため、デラロサ氏を逮捕できなかった法執行官はその後、作戦を一時中断した。 ビダ長官は、フィリピン最高裁判所が昨日、元警察長官デラロサ氏の一時的差止命令の申請を却下する暫定判決を下したことで、国際刑事裁判所の逮捕状が執行可能になったと付け加えた。 ビダ長官は「我々がこの行動を取ったのは、正義が果たされるようにするためだ」と述べ、デラロサ氏の逮捕逃れを助けようとする者には「相応の結果が待っている」と警告した。 デラロサ氏の弁護士は、最高裁判所の判決に対して上訴する意向を表明している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件