中央社によると、中央大学の研究チームは、2024年能登半島地震で発生した異常津波の原因が、富山湾付近の海底地滑りにあることを突き止めた。研究成果は国際学術誌「Engineering Geology」に掲載された。呉祚任教授と佐竹健治教授が率いるチームは、能登地震の津波がなぜこれほど早く到達したのかを調査した。理論上、能登半島から富山湾への津波到達には約10分かかるとされていたが、実際には地震発生からわずか2〜3分で観測された。チームは、従来の津波モデルが海床変動を「瞬間的」と仮定していたのに対し、実際には海底地滑りによる滑動・加速・減速のプロセスが津波の生成に大きく影響していることをシミュレーションで明らかにした。この海底地滑りは岸から数キロの距離で発生したため、津波が短時間で沿岸に到達した。この成果は、今後の津波警報において、断層だけでなく海底地滑りのリスクを評価に含める重要性を示している。第一著者の羅明仁氏は、研究当時、中央大学地球科学系の学部3年生であった。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:scientific_research