北港媽祖の巡礼が終わったばかりの台湾で、漫画「針跡:修補時光的人(針の跡:時を修復する人)」が発表された。本作は、重要古物に指定されている「北港飛龍団大龍旗」の修復過程を描いており、大龍旗が過去の巡礼で果たした重要な役割を伝えている。文化部文化資産局と蓋亞文化が企画し、日本国際漫画賞金賞を受賞した漫画家・韋蘺若明氏が執筆した。陳済民局長は「10年かけて半分の旗を修復した」と語り、修復の難しさを強調した。大龍旗は1929年の新聞にも登場する歴史ある旗で、巨大なサイズと金糸の刺繍が特徴。韋蘺若明氏は修復師へのインタビューを通じて、彼らの使命感や細部へのこだわりを物語に落とし込んだ。近年、台湾では「雲之獣」など歴史をテーマにした漫画が増えており、本作も文物修復の専門的な世界を一般に広める役割が期待されている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:culture_news