中央社ロンドン22日電。台湾の作家・楊双子と翻訳者・金翎は、長編小説「台湾漫遊録」で2026年国際ブッカー賞を受賞した。二人は受賞後初の公開イベントで、審査員長のナターシャ・ブラウンから作中で最も推薦する料理を問われ、声を揃えて「ルーローハン(滷肉飯)」と答えた。楊双子は、受賞のニュースが台湾に伝わると、ネット上で故郷・台中の行きつけの店が特定されてしまい、今後普通に食事ができるか悩んでいるとユーモアを交えて語った。また、金翎は台湾人がパクチーを様々な食品に合わせる文化を紹介し、楊双子が彼女のためにパクチー関連の「体験ギフトセット」を用意しているエピソードを披露した。2026年の国際ブッカー賞は19日夜に発表され、台湾の作品が受賞するのは史上初となる。21日夜にはロンドンの書店Waterstonesでイベントが開催され、チケットは完売した。二人は殖民地時代の歴史や言語使用についても議論し、楊双子は「内地」という言葉が持つ殖民地的な意味合いについて警鐘を鳴らした。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:culture
- 関連組織:Waterstones