中国大陸のA株市場は最近、乱高下が続いている。三大指数は昨日、一斉に2%以上急落したが、本日は全面的に反発した。分析によると、昨日の急落は、規制当局が異動調査を開始するという噂と、半導体やAIなどのセクターでの利益確定売りが重なったためであり、短期的に市場は調整局面に入る見通しだ。中国メディアの華夏時報や毎日経済新聞によると、21日、A株の三大指数は2%以上急落し、上海総合指数は4100ポイントを割り込み、過去2ヶ月で最大の下げ幅を記録した。市場全体の1日の取引額は3.5兆元(約16兆台湾元)に達し、4700銘柄以上が下落、特にAI産業チェーンが大きな打撃を受けた。これに対し、昨日のアジア株式市場は概ね大幅に上昇しており、台湾株は終値で5番目の上げ幅を記録し3.37%上昇、日経平均株価は3%以上上昇、韓国のKOSPI指数は8%以上暴騰した。星図金融研究院の薛洪言副院長は、昨日のA株急落について、規制当局が半導体やAIなどの高騰銘柄に対して異動調査を開始し、投機やレバレッジ取引を厳しく取り締まるという噂が影響したと分析。また、科創50指数が連日上昇し最高値を更新していたため、半導体やAIセクターに利益確定の圧力がかかっていたと指摘した。A株の三大指数は本日全面的に上昇し、第一財経によると、上海総合指数は0.87%高、深セン成分指数は2.3%高、創業板指数は2.84%高で引けた。上海・深セン両市場の取引額は2.9兆元で、前日より縮小したが、3800銘柄以上が上昇した。薛氏は、昨日の売り越しが逆に様子見資金の買い場を提供したとし、今回の調整は過熱した上昇後の修正であり、トレンドの転換ではないと分析。中長期的には、AIの産業化や経済回復、安定成長政策といった大方向は変わっていないと述べた。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:market_analysis