金門島では昨日から断続的に発生している濃霧の影響で、台湾と金門を結ぶ航空便に乱れが生じており、今日も300人以上の旅客が足止めされた。交通部航港局は金門空港と連携し、応急措置として海運客船「金瑞龍」を投入。正午過ぎに出航し、300人の旅客を嘉義県の布袋港まで輸送した。金門空港が提供した資料によると、昨日だけで計19便が欠航し、1646人に影響が出た。今日の午前中は濃霧の影響がやや緩和されたものの、航空便はすべて満席で、キャンセル待ちの旅客も多く、金門空港の現場統計では台北、台中、高雄へのキャンセル待ち人数がそれぞれ155人110人81人に達していた。輸送を支援するため、客船「金瑞龍」が投入され、正午12時過ぎに金門の水頭港を出航し、300人の旅客を嘉義の布袋港まで運んだ。金門気象ステーションの林依締主任は中央社の取材に対し、今回の霧は北方に停滞する前線がもたらした豊富な水蒸気が、暖かい南風と混ざり合って気温差が生じ、水蒸気が凝結して濃霧となったものだと説明した。この停滞前線は南北に揺れ動き、水蒸気が多いため、前線の影響が終わるのは来週になると見込まれている。林主任は、予報によると26日までは霧の発生に注意が必要で、特に夜から早朝にかけて濃霧が発生しやすく、日中は放射冷却の影響で水蒸気が蒸発するため霧が緩和される可能性があると述べた。前線が金門に近づけば、雨が降ることで霧の影響が軽減される可能性もあるという。林主任は、5月や6月にはこのような停滞前線がよく見られ、南風が吹く状況下では霧が発生する確率が高いと指摘。交通機関を利用する旅客に対し、最新の運航情報や中央気象署の公式サイトを確認するよう呼びかけている。

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  • 出典:中央社 CNA
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