(中央社記者 黄麗芸 台北24日電)密室脱出ゲームの安全性や針穴カメラによる盗撮問題が注目される中、台北市研考会の殷瑋主委は、蔣万安市長が中央政府の無作為に「対処している」と述べた。これに対し、台北市議会の何孟樺議員は今日、4つの事実を挙げて反論し、市府の怠慢と稽查不足が悲劇を招いたと批判した。
密室脱出ゲームの安全性と美容外科クリニックでの盗撮問題に対し、蔣万安市長は中央政府に法改正を求めてきたが、野党からは「中央処理装置(責任転嫁)」だと揶揄されている。殷瑋主委は、蔣市長は中央の無作為に「対処している」と弁護した。
これに対し、民進党の何孟樺議員はFacebookで、殷瑋主委が中央政府を「10年間放置した」と批判した動画について言及。真相は、市府が沉浸式体験施設をD-1類組と認識していたにもかかわらず、市府が最初から「寝そべり(何もしない)」状態で稽查を怠ったために悲劇が起きたと指摘した。
何議員は4つの事実を提示した。第一に、台北市は少なくとも2020年には当該施設をD-1類組と認定しており、中央の通達がなければ管理できないという問題は存在しない。第二に、建築物の使用類組認定は地方政府に権限が委譲されている。第三に、2018年の会議で「地方政府はD-1類組への分類を推奨する」との結論が出ていた。第四に、悲劇の根本は労働安全の不足であり、既存の労働安全衛生法で管理可能だった。問題は中央の規範ではなく、市府の労働稽查能力の不足にあると主張した。
何議員は、市府の業務を管理する責任者である殷瑋主委が、労働安全の問題を建築法規にすり替えるのは「鹿を指して馬と為す(事実を歪曲する)」行為だと批判した。
台湾基進党の呉欣岱議員候補も、蔣市府が8年前の会議記録を持ち出して中央を批判するだけで、工安稽查の強化や説明を行っていないと批判した。
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- 出典:中央社 CNA
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