中央通信社シドニー25日発。オーストラリアのニュースサイト「new.com.au」は昨日、防衛専門家ジェニファー・パーカー氏のインタビュー記事を掲載した。パーカー氏は、オーストラリアの防衛準備が脆弱であり、中国の軍事的脅威に対抗することは困難であるため、政府は防衛予算を増やして準備を強化しなければならないと述べた。オーストラリア海軍で20年以上勤務し、現在は西オーストラリア大学の防衛・安全保障客員教授を務めるパーカー氏は、オーストラリアの準備不足が中国の標的になっていると指摘する。パーカー氏は、中国が370隻以上の作戦艦艇と70〜80隻の潜水艦を保有していることに言及した。これには原子力潜水艦や核兵器搭載可能な潜水艦、通常動力潜水艦が含まれる。さらに中国はロケットミサイル部隊も保有している。パーカー氏によると、オーストラリアの作戦艦艇は現在わずか10隻であり、同盟国と協力しても海上航路を守るには不十分である。「我々の潜水艦は老朽化しており、機雷探知能力の制限など、議論されることの少ない問題も抱えている」と語った。パーカー氏は、防衛予算の長期的な低迷が原因だと説明する。「海底探査能力の欠如など、戦力不足の問題は過去30年間の投資不足と現在の予算圧迫によるものだ」。冷戦時代、オーストラリアの防衛費はGDPの約2.7%を占めていたが、現在は2.1%に過ぎない。パーカー氏は、中国海軍の活動拡大を警告し、1945年以来最も深刻な地域的脅威に直面していると述べた。中国は海上航路の封鎖や主要貿易港の隔離を行う能力を持っており、海底戦備にも多額の投資を行っている。最後にパーカー氏は、中国の「平和的台頭」という神話は崩壊しており、オーストラリアは警戒を強めるべきだと強調した。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:International Politics