(中央社台北25日電)米イランの交渉は膠着状態にあり、ホルムズ海峡は封鎖が続いている。ゴールドマン・サックスの試算によると、民間在庫と各国の戦略備蓄を合わせても、世界の原油在庫は4月末時点で約101日分だったが、5月末には98日分まで低下する見通しで、多くの国が緊急の節電対策を講じている。
以下は、米イラン戦争が国際経済、金融市場、生活に与える衝撃の最新状況である。
世界の原油在庫が100日分を割り込む見通し 54カ国・地域が緊急節電へ 世界の原油在庫は5月末に100日分の需要を割り込むと予測されており、専門家は原油価格が再び高騰する恐れがあると指摘している。国際エネルギー機関(IEA)の統計によると、世界54カ国・地域が緊急の節電対策を導入した。
ゴールドマン・サックスの商品調査部門のユリア・ジェストコワ氏は、ホルムズ海峡の通行が直ちに再開されたとしても、正常化には少なくとも数週間を要し、6月末には在庫がさらに減少する恐れがあると指摘した。
中東情勢悪化後、ホルムズ海峡を通過したタンカーが初めて日本に到着 中東情勢の悪化後、25日には日本企業が管理するタンカーが初めてホルムズ海峡を通過し、無事に日本に到着した。関係者によると、この船は「イラン側に通行料を支払っていない」という。
このタンカー「出光丸」はパナマ船籍で、日本の大手石油卸売会社である出光興産グループが管理している。出光興産によると、このタンカーは約200万バレルのサウジアラビア産原油を積載しており、その後製油所に運ばれ石油製品に精製される予定である。この原油量は、日本の国内日量消費量の約8割に相当する。
中東戦争によりインドの油価が4度上昇 アナリストは物価高騰を懸念 中東戦争による世界的な原油価格の上昇を受け、インドの経済紙「エコノミック・タイムズ」は、インドのガソリン・ディーゼル価格が16日に初めて引き上げられ、19日、23日にも再調整され、25日にも再び上昇したと報じた。これは2週間足らずで4回目の値上げとなる。
アナリストは、ガソリン・ディーゼル価格の上昇が続けば、輸送・物流コストが積み上がり、最終的に企業がコストを消費者に転嫁せざるを得なくなり、食品や生活必需品の価格が高騰すると警告している。
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- 出典:中央社 CNA
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